或る夜の詩~うた~

 

 

明るい街の灯が消える
降り慣れた駅から徒歩5分
誰も知らない 夜、夜、の話

聞き慣れない声がどこか遠くから聞こえる
今の私ならどうぞ好きなようにしてください

探してたのは
君の心の隅の方で
私というイキモノを
どれくらい感じてるの

明け方3時過ぎ 二度目の合図が鳴る
息つく間もなく ゆらゆら ゆらゆら 揺られる
揺られる

求めてたのは
誰かこの見えない壁を壊してよ
望んでるのは....

 

 

2018.9.29 UP